カタカナを学習するための教材を作成しました。特にワーキングメモリが弱く、文字に対応する音、または音に対応する文字を覚えることが困難な子供をターゲットにしています。
ABA療育でよく使用される見本合わせ課題をベースにして、6段階のスモールステップで理解・定着できるように作成しています。
ステップ1〜3では、絵が視覚的なヒントとなり、想起するためのプロンプトとなっています。また、初めは単語全体の形に言葉を結びつけて読むように促し、ステップ5で1文字レベルでの読み方を学習できるようにしています。ワーキングメモリの弱い子どもは、まずは単語を絵のように視覚的に覚え、その後バラバラの文字にして、文字と音を結びつけて
覚える方が効果的です。
この手法はカタカナだけでなく、ひらがなはもちろん漢字の学習にも使えます。小学生の漢字の指導では、漢字の熟語カードとその意味のイメージを絵カードにして、見本合わせ法で覚えてもらっています。LDの子どもにとても効果的です。
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