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執筆者の写真yasaka

「LD・ADHD等の心理的疑似体験プログラム」

更新日:2018年10月22日


 このプログラムは日本LD学会・特別支援教育士協会から刊行されたものであり、LD・ADHD等のある子どもたちが示す困難さについて、焦りや苛立ち、不安などをあわせて体験することで、子ども理解を深め、子どもの立場に立って支援について考えることをねらいとしています。「読む」「書く」「計算する」「聞く」「話す」「不器用さ」の6領域について、特に学校生活で日常的に体験しているであろうと想定される困難さを疑似体験することができます。

 先日、そのプログラムの研修等を開催する際の、講師認定講習会に参加してまいりました。日本各地の特別支援教育士の先生方が集まり、実際にそのプログラムを体験し、その後グループで、なぜうまくいかないのかその原因や、具体的にどのような支援をするべきなのかなどディスカッションを行いました。そしてその後講師の先生から解説や助言をいただきました。

 実際に自分自身で疑似体験をしてみると、想像している以上に子どもたちはストレスを感じていることが分かります。周りはどのような声かけや接し方をする方がいいのか考えさせられます。また、適切な支援をしつつその支援は徐々に減らし、いずれ子ども自身が自分の特性にあった方法で学習していけるよう方向づけるのが理想です。

 このプログラムを実施する研修会の講師として認定していただきました。ご興味のおありの方は是非お声かけください。

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